Advice
知っていると得する話・注意点など
まず「委任状」をご用意いただいてます
工事を申請するにあたり水道局に保全している給水装置の現状を調査します。
委任者(所有者・使用者・管理者)の了解をうけて調査する内容は、給水装置工事の竣工図面を取得することで、お客様番号・給水管の口径・管種・給水用具等です。それをもとに今回の申請内用を確定します。
よくある例
・設計にない既設給水管が残っていて、撤去工事が生じた。
・引込管の口径が設計と違っていて、増径工事が生じた。
・図面上は受水槽があり廃止処分の手続きが生じた。等
私たち指定店は個人情報保護法により所有者・使用者・管理人の委任状を受けて調査します。工事申請の依頼をする際にはご対応をお願いしています。

ご存じでしたか?知ってると得します。
貯水槽水道方式から直結給水方式への切替え工事
貯水槽水道方式から直結給水方式への切替え工事は水道局施工(無償工事)をする申請ができます。いくつかの条件があえば、直結給水への切替えを、各給水管工事事務所へ申請できます。
※直結給水方式の良いところ
貯水槽の定期的な清掃・保健所への届けなどランニングコストを減らし、直接水道水を蛇口までお届けする方式に切り替えることで、よりおいしい水の提供を広めようとしているのです。
下水公桝(無償桝)の申請
宅地の土地を分割したため公桝がない、公桝が現在ない敷地に住宅を建てる予定がある等、公桝がない建築に対して下水道局施工(無償工事)の申請ができます。ご相談いただければ条件の確認をいたします。


現場にて注意するポイントをチェック
下水公桝の設置なしに宅内の排水はできません。
今回は公桝の設計が見込まれていない為、質疑を挙げました。この現場は敷地面積1,000㎡以上・総床面積3,000㎡・1日の排水量50㎥以上のいずれかに該当し、大量排水協議を事前に行う必要があります。協議内容により見積することにになります。
私道の施工について
隣接する私道の掘削工事を行う場合、私道所有者に私道掘削承諾書をいただく必要があります。無断で工事することによるトラブルを避ける必要があります。工事に関しては民民で解決する前提で申請を行います。
設計会社の作図の訂正と質疑を挙げるケース
給水管の引き込み口径表記に65㎜はないため、50㎜なのか75㎜なのか見積金額にかかわるので、質疑を挙げました。
50㎜では不要な試堀工事が必須です。
75㎜以上の口径の工事の場合、事前に配水課との可否協議が必要です。
75㎜以上は鋳鉄管(GX形耐震型)、50㎜(ステンレス波状管)で大きく
見積内容が変わります。


事前に他企業埋設管の調査をして配管の計画を提案します。
この図面は下水道の公桝を設置するにあたり、他企業の埋設管の布設位置を調査し布設計画を相談しています。予定通りの位置、予定通りの深さで公桝を接続したくても他企業の管が障害となれば設計変更が必要になるからです。このケースは予定より深くしかならないが、本管の深さが浅いため接続の勾配が規定ではできないので、試堀工事と敷地内の排水管の設計を見直すご提案をしています。